少しずつ、また時が流れ出した [日記]
6月20日(金)
先月、夫のKくんが出勤途中のS駅で倒れて早1ヶ月が過ぎた。
救急車で運ばれたとの連絡があり、何がどうなっているのか解らず、心がザワザワして・・・
病院名は分かったけど電車で1時間の距離で、すぐに駆けつけることもできないし。
あの時の思いは、今になって漸く思い返すことができる。
診断がついた日以来、生活が変わった。
病名は「パニック障害」。
この病気の原因や症状は人それぞれ、さまざまだそうだ。
大きな要因は過労とストレス。
Kくんは、昨年末から、恐ろしくハードな日々を送っていた。
あまりに疲弊した神経を、休めなくてはならないのに休まないから、脳が強制終了させようと、どうも勝手に心臓を停めようとするらしい。
入院、検査を繰り返して、今は自宅で服薬しながら療養中。
この病気になったKくんにとって厄介なところは、神経を鎮める薬を常用しなくてはならないこと。
初めのうちは、仕事の話で指示を求める電話が掛かって来ても、何と言ってよいか考えがよくまとまらないと言う。
そんなこんなで、復帰できないのではないかと懼れていた。
しかもこの病気というのは、発作を起こす恐怖から家から出られなくなったり、ひきこもったりすると、「うつ病」に移行していく可能性があるそうだ。
本人もそのことを聞いて、ますます焦りを感じてしまう。
焦って悶々としてストレスを感じるから、また発作を起こす悪循環。
いろいろなことが、ズズーンとのしかかって来る。
「今この一番大事な時に」「人生最大の危機」
と繰り返しては、苦渋の表情。
一緒にいる時間が増えて嬉しいね、なんて言ってる場合じゃない。
(でも実際言ったっけ・・・ Kくん一瞬キョトンとしてちょっと照れ笑いして、ほんでもって「危機感ねえヤツ」とか思った顔してたなぁ )
焦らないで、ゆったりとした気分で過ごして、治していこうよね・・・って気持ち、伝わるといいのだけど。
それでも近頃は、症状を見ながら薬を替えてもらったためか、だいぶ慣れて来たのか、あまり朦朧とすることもないようで、ちょっと安堵している。
Yちゃんと私の体調が落ち着いたと思った途端の巨大な穽だったけど、私はこんな自分でよかったと思うわ。
順応性が高くて、ノウテンキな性格でよかった、ってね。(いや、ほんと)
少しKくんに分けてあげたいくらい。
「あなた、あまりに完璧主義者で、何から何まで最高の結果を求め過ぎるのよ」
なんて言い方すると批判しているみたいだけど・・・
しかも、それが原動力で彼のキャリアが出来上がってきたわけだけど・・・
そのせいか、自分に自信をもってて私の言うこと聞いてくれないし。
でも、何事も表裏一体、両刃の剣で、本人の中で「心」と「身体」、うまく折り合いをつけていかないと。
私は、生活水準がどうこうなんてあんまり気にしてないの。
そんなこと重要視するのなら、最初の頃を思い出してよ、きっと一緒に生きていこうなんて思わなかったよ~
今は家族の生活どうこうだけじゃなく、組織の中での責任というものもあることも充分承知してるけど。
でも、困るんだよね、私より先に死なないって約束忘れてもらっちゃ。
あなたがいなくなっちゃったら、話が違うやないの。
う~ん・・・我ながら支離滅裂気味・・・人称バラバラ;
ま、いいかぁ
日記だもんね。(絶対毎日つけない日記;)
とにかく、昨年は父が倒れて今年はKくんとは、私にとっての5月は「魔の月」と言えそう。
そうそう、花屋さんで病気で枯れかけていたのをタダ同然で引き取り、世話したテッセン。
次々と蕾をつけては開いていくのを、そんな二人が庭に出てともに眺めて、「楽しみだ」と言っている。
花を育てる醍醐味ここにあり、って感じ。
知ってる?
テッセン(クレマチス)の花言葉は、「高潔」「心の美」。
クレマチスブルーには、「ストレス解消」「リラックス」効果があるのですって。
私はこの我が家のテッセン限定で、「復活」の花言葉を加えたい。
ま、今までどちらかと言えば順風満帆のうちだったのかな?
いろいろあって、最後は収支トントンで終われれば、幸せと言えるのかもしれない。
でも先はまだまだ長~いから、今後のことをKくんとゆっくり考えていこうと話している。
そんな時間をもてるように、この事態も起こったことなのかも。
食事療法の成果かスリムになって来たし、未来は明るいわよ。
きっとネ!
停滞していた「時」が、また少しずつ流れ出した気がしている。
先月、夫のKくんが出勤途中のS駅で倒れて早1ヶ月が過ぎた。
救急車で運ばれたとの連絡があり、何がどうなっているのか解らず、心がザワザワして・・・
病院名は分かったけど電車で1時間の距離で、すぐに駆けつけることもできないし。
あの時の思いは、今になって漸く思い返すことができる。
診断がついた日以来、生活が変わった。
病名は「パニック障害」。
この病気の原因や症状は人それぞれ、さまざまだそうだ。
大きな要因は過労とストレス。
Kくんは、昨年末から、恐ろしくハードな日々を送っていた。
あまりに疲弊した神経を、休めなくてはならないのに休まないから、脳が強制終了させようと、どうも勝手に心臓を停めようとするらしい。
入院、検査を繰り返して、今は自宅で服薬しながら療養中。
この病気になったKくんにとって厄介なところは、神経を鎮める薬を常用しなくてはならないこと。
初めのうちは、仕事の話で指示を求める電話が掛かって来ても、何と言ってよいか考えがよくまとまらないと言う。
そんなこんなで、復帰できないのではないかと懼れていた。
しかもこの病気というのは、発作を起こす恐怖から家から出られなくなったり、ひきこもったりすると、「うつ病」に移行していく可能性があるそうだ。
本人もそのことを聞いて、ますます焦りを感じてしまう。
焦って悶々としてストレスを感じるから、また発作を起こす悪循環。
いろいろなことが、ズズーンとのしかかって来る。
「今この一番大事な時に」「人生最大の危機」
と繰り返しては、苦渋の表情。
一緒にいる時間が増えて嬉しいね、なんて言ってる場合じゃない。
(でも実際言ったっけ・・・ Kくん一瞬キョトンとしてちょっと照れ笑いして、ほんでもって「危機感ねえヤツ」とか思った顔してたなぁ )
焦らないで、ゆったりとした気分で過ごして、治していこうよね・・・って気持ち、伝わるといいのだけど。
それでも近頃は、症状を見ながら薬を替えてもらったためか、だいぶ慣れて来たのか、あまり朦朧とすることもないようで、ちょっと安堵している。
Yちゃんと私の体調が落ち着いたと思った途端の巨大な穽だったけど、私はこんな自分でよかったと思うわ。
順応性が高くて、ノウテンキな性格でよかった、ってね。(いや、ほんと)
少しKくんに分けてあげたいくらい。
「あなた、あまりに完璧主義者で、何から何まで最高の結果を求め過ぎるのよ」
なんて言い方すると批判しているみたいだけど・・・
しかも、それが原動力で彼のキャリアが出来上がってきたわけだけど・・・
そのせいか、自分に自信をもってて私の言うこと聞いてくれないし。
でも、何事も表裏一体、両刃の剣で、本人の中で「心」と「身体」、うまく折り合いをつけていかないと。
私は、生活水準がどうこうなんてあんまり気にしてないの。
そんなこと重要視するのなら、最初の頃を思い出してよ、きっと一緒に生きていこうなんて思わなかったよ~
今は家族の生活どうこうだけじゃなく、組織の中での責任というものもあることも充分承知してるけど。
でも、困るんだよね、私より先に死なないって約束忘れてもらっちゃ。
あなたがいなくなっちゃったら、話が違うやないの。
う~ん・・・我ながら支離滅裂気味・・・人称バラバラ;
ま、いいかぁ
日記だもんね。(絶対毎日つけない日記;)
とにかく、昨年は父が倒れて今年はKくんとは、私にとっての5月は「魔の月」と言えそう。
そうそう、花屋さんで病気で枯れかけていたのをタダ同然で引き取り、世話したテッセン。
次々と蕾をつけては開いていくのを、そんな二人が庭に出てともに眺めて、「楽しみだ」と言っている。
花を育てる醍醐味ここにあり、って感じ。
知ってる?
テッセン(クレマチス)の花言葉は、「高潔」「心の美」。
クレマチスブルーには、「ストレス解消」「リラックス」効果があるのですって。
私はこの我が家のテッセン限定で、「復活」の花言葉を加えたい。
ま、今までどちらかと言えば順風満帆のうちだったのかな?
いろいろあって、最後は収支トントンで終われれば、幸せと言えるのかもしれない。
でも先はまだまだ長~いから、今後のことをKくんとゆっくり考えていこうと話している。
そんな時間をもてるように、この事態も起こったことなのかも。
食事療法の成果かスリムになって来たし、未来は明るいわよ。
きっとネ!
停滞していた「時」が、また少しずつ流れ出した気がしている。
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