近況報告 （2007-05-22）

　前回の記事から今日まで、またまた間が空いてしまいました。

　何ということでもないですが、その間撮った写真とそれについての文章です。　

 

　
4月２８日
　昼でもなく夜でもない微妙な時間帯に、横浜中華街の「聘珍樓」にて家族で食事をしました。
　お料理の写真は撮りませんでした。
　北京ダックや伊勢エビが美味しかったのですが、娘はＸＯ醤やピリ辛系は摂れないので、少しぼやけた味だったかも・・・。
　「治ったら、イヤと言うほど食べてやるぅ～！」　だそうです。頑張って早く治しましょう。

　この日は横浜入りした途端夕立にあい、鉛色の空の下では写真も撮ることはないだろうと思っていました。
　でも食後に散歩がてら立ち寄った、「関帝廟」で見えた薄暮の空が素敵だったので１枚撮りました。

 

　
４月２９日
　実家の両親と、遊びに来ていた兄一家とともに、お墓参りに行きました。
　場所は、富士スピードウェイの近く、静岡県小山町にある「冨士霊園」です。
　この地は元々私達のルーツとは縁もゆかりも無い処でしたが、祖父母が郷里の長崎から茅ヶ崎で同居するようになった際に、お墓をここに移しました。
　春には、満開の桜が幻想的なとても美しい霊園で、「日本さくら名所１００選」に選ばれています。

　これは、レストランや管理事務所が入っている「富士見会館」の横手から見えた富士山です。
　前日に降り積もった雪が白銀に輝いていて、息をのむほどの美しさでした。

 

　
５月２日
　それまで小さな玩具以外の全てのものが、亡きミミの「お下がり」だったバロン。
　そして、かなりのお転婆で高い所に登りたがるということもあり、プレゼントしました。
　初めて自分のために買ってもらった大物、このキャット・タワー。
　組み立てている最中から待ちきれない様子で、目をキラキラさせていました。
　
　設置してから１ヶ月経った今、寝る時は必ず手前上方に写っている｢巣箱」で、起きているうちの半分はタワーの上で過ごしています。
　床面から天井まで約２ｍ５０㎝、一気に駆け登ったりよじ登ったり、ジャンプしたりかくれんぼしたり・・・
　これほどまでに気に入ってくれるとは！　良かった、良かった～＾＾

 

　
５月１９日
　シャクヤクが咲きました。
　これは２番目に開花したものです。
　最初に開いた花が大きかったのですが、父が脳梗塞で倒れて入院したり何だりで、写真を撮り忘れていました。

　父は、８０歳を越えて生まれて初めての入院生活です。
　「オレはもう家に帰る、退屈で却って死ぬ」と、毎日母と私の顔を見るたびに言いますが、まだ暫くは無理です。
　絶対安静が必要だった先週も言うことを聞かずに起き上がろうとし、何度母から怒られ私から叱られ看護士さんから窘められたことか～；
　それだけ元気があると言えばそうなのですが、意識が比較的はっきりしているだけに、じっと寝ているのがつらいのかも知れません。

　父が「もうすぐ咲くなぁ」と、毎朝ウチの庭に（煙草をすうために）やって来ては、眺めていたシャクヤクです。
　今年はもう見られないに決まってます。
　シャクヤクは来年もまた咲くでしょうけど・・・・・

　『今日切り花にして、持って行こうかな』
　今、ふとそんな考えが、病室で一人ポツンとベッドに寝かされた父の姿とともに浮かびました。

 

　私は残りの５月も、時間に追われる合間に、季節を感じ、ネコに戯れられながら過ごす予定です。
　皆様もどうぞお元気にお過ごし下さいませ。