まさに満開の海棠と出合う

　

　花海棠（ハナカイドウ）は中国原産のバラ科の落葉中木で、開花期は４月。
　幹や枝は細身で滑らかで花は華やかな印象から、「海棠睡未足（かいどう、ねむりいまだたらず）」と楊貴妃伝にもあるように、中国では古来美人の形容にも。（楊貴妃は細身ではなかったそうですが・・・）

　昨日急に思い立ち（いつもこのパターンですが；）鎌倉は光則寺に、今満開であるとのことから海棠を観るため（だけ）に出掛けました。
　３時間半くらいしか時間がとれなかったので「どうしようか」と迷ったのですが、思い立ったが吉日で、お天気も上々でしたから「行っちゃおう！」とｗ
　ウチの玄関を出てから１時間丁度で、行き先の最寄りの江ノ電「はせ」駅に着いたので助かりました。そこからは徒歩で６～７分です。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　地図は頭の中に入れて来たし道路にはちゃんと案内板が出ているので、大丈夫！（と自分に言い聞かせながらタッタッタッタと早歩き。）
　　　　　　　　　　　　　　　

　通りから細い道を左折すると・・・、見えてきました。光則寺の門前が。桜もまだ散らずに迎えてくれました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　門を入ると、そこはもう薄紅色に煙って見える程の花海棠の世界です。　

　静けさの中に鶯のさえずりが響きます。
　

　歩み進むと、樹齢２００年の名物の樹が本堂を守るように咲き誇っていました。

　

 

　　中からは読経の声と木魚の音が。

　青空に映えて。

　　　　　　

　それでも１時間近くは境内で海棠を堪能して過ごし、「訪れて良かった」と思いながら光則寺を後にしました。

　近いうちに、海棠の散り頻る様を眺めるため（だけ?）に、妙本寺の方へ出向いてみようと思っています。
　なぜ海棠の散り際で、妙本寺か。。。また記事にできれば嬉しく思います。＾＾

　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　七里ガ浜でサーフィンを楽しむ人々（江ノ電の車窓より）　　　　　　　　　　　

コメント 17

写真も素敵ですが、実際に下から木を見上げたら、さぞ壮観でしょうね。
遠くから建物と一緒に見るも良し、間近で一つの一つの花を愛でるも良し。
春って本当にいいですね〜♪
by eritaro (2006-04-07 22:47) 

海棠ってとても可愛らしい花ですよね。
光則寺の海棠はだいぶ前に見たことがありますが
満開時ではなかったので、こんなに華やかだったとはびっくりです！
本当にきれいです！

パキちゃんさん
味噌マヨポーク、作ってみましたよ。焼きすぎて少し固くなってしまったのですが、お味は思ったよりもまろやかで、わが家のダンツクさんにも好評でした。
再度焼き方からチャレンジしてみようと思っています。
by タックン (2006-04-07 23:23) 

＞eritaroさん　　nice!＆コメントをありがとうございます＾＾
息を呑むくらい、そしてフラフラと吸い寄せられてしまうくらいに美しかったです。
この前の梅の時も思いましたが、樹は本当に長生きですよね。
なんだか、樹から見れば赤ん坊のような人間の方から「名木」と指定することが、
ちょっと失礼じゃないかと感じてしまいそうな存在感でしたｗ
by パキちゃん (2006-04-08 04:48) 

＞タックンさん　　nice!＆コメントをありがとうございます＾＾
実は光則寺への道のりの途中、タックンさんも訪れられたことあるのでは？
などと思っておりました＾＾
満開の時期とそうでない時とでは、お寺の印象もずい分異なるでしょうね。
冬の侘しさの中に佇む景色を知った上でこの春爛漫の姿に会ったならば、
また違った趣が味わえたように思えます。（ﾖｼ!今度は真冬に行ってみようっとｗ）

味噌マヨポーク、お気に召されたなら良かったです♪＾＾
余計な説明かも知れませんが、最初の片面をあまり時間をかけて焼かずに
（表面の色が変わり少し経った程度で）ひっくり返すと良いようですよ。
そうするとお肉のジューシーさが閉じ込められるし内部の加熱も早まるので、
比較的柔らかく仕上がると思います。
by パキちゃん (2006-04-08 05:47) 

お寺に咲く花って　どうしてかよりいっそうキレイですね
色がとってもよく表現できていて、NICEです
by とんとん (2006-04-08 10:31) 

凄い大木で超万満開ですね、凄い！
確かに棚の支えがないと折れちゃうかも・・・ですね
そもそも花海棠がこれ程大きくなる木だとは知りませんでした。
by お散歩爺 (2006-04-08 12:30) 

＞とんとんさん　　はじめまして。nice!＆コメントをありがとうございます＾＾
海棠の花、果たしてその美しさのままに写せるかしら・・・とちょっと心配でした。
でも褒めて頂いてとても嬉しくなりました＾＾
このような場所では、人々の「敬う気持ち」「澄明な心」などと樹々や草花の間に、
何か相互作用がはたらいているのかも知れませんね。
by パキちゃん (2006-04-08 21:22) 

＞旅爺さん　　nice!＆コメントをありがとうございます＾＾
私も素晴らしいとは聞いておりましたが、これ程大きいとは思っていませんでした。
枝自体あまりしっかりと太いわけではないので、やはり支えがないと無理そうでした。
花の重みで枝垂れた中から見上げると
薄紅色の濃淡が陽光に透けて、まるで夢の中のような気分になります＾＾
by パキちゃん (2006-04-08 22:26) 

こんにちわ！
再びお邪魔します。
本堂の障子戸に映っているのは庭の花海棠ですよね？
鏡がはめられているのでしょうか。それともガラス戸？
ちょっと気になったものですから（＾＾）

何度見ても樹齢２００年の海棠が咲き誇る様、圧巻ですね！
by タックン (2006-04-09 12:54) 

＞タックンさん　　こんばんは＾＾
よくぞお気づき下さいましたｗ
私としては、ちょっと「あら、ステキ♪」などと思っていた部分です＾＾
あれはガラス窓が嵌め込まれていて、それがきれいに磨かれているために
鏡のように海棠と青空を映し出しているのです。
思わず、帰宅後ウチの窓を（１枚だけ；）拭き掃除しましたｗ
by パキちゃん (2006-04-09 20:31) 

パキちゃんさん　ありがとうございました。
私もガラスを磨かなくちゃ（＾＾）
by タックン (2006-04-09 21:23) 

５日に遠足の下見で新宿御苑に行きました。
雨でしたが、雨に濡れる春の花々もしっとりとして素敵でした。
花海棠、きれいですね。わたしまで小さな旅をした気分になりました。
by (2006-04-10 05:54) 

＞タックンさん　　（＾▽＾）／
まったくの余談ですが・・・
料理研究家の栗原はるみさんは、ご主人のために庭に美しい草花を植え、
それを屋内に居ながらにして（ご主人が）美しく眺められるように、
毎朝（！）庭に面した窓ガラスをぜ～んぶピッカピカに磨くそうです！
いろいろな愛情表現があるものだ、と驚きましたｗ　　
by パキちゃん (2006-04-10 07:54) 

＞プリンちゃん　　nice!＆コメントをありがとうございます＾＾
春の遠足ですネ♪
御苑は副都心の中にあって、ほっと安らげる自然がたくさんあるところですよね。
お花が色とりどりで、お子さん達も（先生方もｗ）楽しみなことでしょう。

また「気ままな鎌倉探訪」の記事を予定していますので
（私のことですからいつになるかわかりませんが；）
次も小さな（半日帰りくらいのｗ）旅を楽しんで頂けたら嬉しく思います＾＾
by パキちゃん (2006-04-10 09:00) 

パキちゃんさん（＾＾）
あんなにお忙しい方が、毎朝（！）窓ガラスをぴかぴかにしたり、
パジャマを毎日アイロンがけ（ＴＶで言ってました）したりできるなんて！！
超人ですよね。とてもまねできない・・・だからカリスマなんですね（＾＾）
余談ついで、話それてごめんなさい。
by タックン (2006-04-10 20:10) 

＞タックンさん
え～；・・・毎日アイロンがけするくらいなら、パジャマなんて着なくていいです、私ｗ
by パキちゃん (2006-04-11 08:45) 

＞incrocioさん　　nice!をありがとうございます＾＾
by パキちゃん (2006-04-13 08:39)